Enduro de VR

Enduro de VR

VRという言葉をご存じでしょうか。Virtual Realityの略で、映像やCMの業界では今もっともホットなキーワードです。ソニーのプレイステーションも、このVRに対応したゲーム機「PSVR」を10月に発売予定になっています。きっと、モトクロスやエンデューロのレースゲームも、このVRに対応してスーパーリアリティの世界を僕らは楽しめるようになることでしょう。

 
 

VRはすでのあなたの手中に!

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Image Courtesy: BagoGames, Licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 Generic | Flickr

VRは、実は未来の話ではありません。すでに、スマートフォンを持っている方であれば簡易的なVRを楽しむことができます。Enduro.J編集部ではハコスコ、という段ボールでできたVR用のアタッチメントを試しに買って遊んでいます。十分なVR体験ができるとは言えませんが、お値段も1000円ちょっと。

お金に余裕のある方は、ぜひ専用機器のオキュラスリフトをお買い求めください! 

ちなみに、VR映像は無理にアタッチメントを使わずとも楽しめます。試しにPCやスマホで見てみてくださいね。

 
 

EJ特選、VRムービー

じつはエンデューロの世界では、このVRかなり早い段階で推し進められてきました。

たとえばコチラ。3年前のエルズベルグロデオですでに、360°映像が出回っています。この頃は、まだ360°映像を作れる機器も少なかったですね。カメラも特殊なものを用意している様子がうかがえます。

Video: Red Bull Hare Scramble 360 degrees
上のリンク先がまさに2013年エルズベルグのスタート360°映像。この年、スタートが池のようになって大変な騒ぎになりました。日本から参戦した田中太一もこの騒ぎに巻き込まれ、スタートから出遅れてしまいましたが、このカメラで左後ろをふりむいてみてください。じつは、スタート直後に他のライダーにあてられて転倒している田中を見ることができるのです! ※VR機器には対応していません


こちらは昨年のレッドブル・ノックアウト。オランダのビーチレースを追体験できますよ。こちらはVRに対応しています!


そして忘れてはいけない、日本のエンデューロVRムービーといえば、Kodak×渡辺学。2016JNCC開幕戦、阿蘇の映像は必見。早送りか!

 
 

VR撮影はどんどん簡単に

VR映像は、一昔前はカメラだけでは不可能な映像でした。そもそも360°撮影できるデバイスがなかったので、上記レッドブルのような膨大な時間とコストがかかっていました。特に問題になっていたのは、複数のカメラをマウントするリグというアタッチメントと、カメラの映像を360°用につなぎあわせるスティッチという処理。しかし、今は民生用で「そんなこと何も考えなくてもVR撮影できちゃう」製品が出ています。

VRを手っ取り早く撮影してみたい方には、まずリコーのTHETAをオススメします。

なにも考えずにVRを楽しめるカメラ。一脚や自撮り棒につけて使うと、調子がいいようです。SNSにすぐに投稿することも可能。まさに新時代のカメラ。
 
 
渡辺学が使っているのがKodakのSP360 4K。

SP360は、半球体になってしまうため、渡辺がVR動画を撮影する際には2個マウントしています。1つでもVR的なものは撮影できますが、半球なので没入感には欠けるとか。
 
 
Nikonからも市販化予定のキーミッションという製品が発表済み。

軽さ、コンパクトさ、全天球の360°撮影が可能であることから、ブレイクスルーするカメラだと期待されています。
 
 
こちらはクレイジーな逸品、GoProのOmniというパッケージです。

GoProのHERO4ブラックを6個使うことで、8KのVRが撮影可能。強烈ですね…。スティッチソフトも付属、全セットで61万4700円。プロ用機材としては破格です。

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ジャンキー稲垣

ジャンキー稲垣

株式会社アニマルハウス代表・編集。Enduro.J主宰。国内外のエンデューロを中心に取材活動をおこなっています。17' KTM 250EXC、グランドワゴニアオーナー。2ストとV8で、ご飯3杯食べれます。メールはこちらへ