2016 G-NET Rd.3 SABAHIRO moments

2016 G-NET Rd.3 SABAHIRO moments

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横一線、100台オーバーのスタート。トップから75%以上の周回数が完走の条件。伝統を守り続けるサバイバルIN広島は、実に、今大会で19回目を数える

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スタート直後、最大の難所となった沼からのキャンバーセクション。多くのライダーの希望はここで絶たれていった。難しいセクションには、迂回できるルートが設定されている広島だが、このセクションでは迂回すると、復活不可能な沼にはまるという罠。沢や、池の見立ては難しく、深いからと言って底は固いことも。逆も真なり

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熊本悠太のスピードは尋常ではなく、序盤を圧倒的にリード。世代交代の鐘が鳴り響く中…

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河津浩二が2番手

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高橋博が3番手でレースが進行する。

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熊本は水回りのトラブルでトップ争いを離脱。気を吐いたのは河津だったが、パンクなどのトラブルを経てトップ争いに復帰した高橋が、これを追い詰めていく

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ラインは一本。高橋は河津においつくものの、河津のアタックをただ見守るしかない高橋。可能性のあるラインが他にもあれば、パッシングも可能だが、そうでなければおとなしく待たざるを得ない。エルズベルグで同じようなマナーが保たれるかというと、どうだろうか。日本特有のハードエンデューロカルチャーなのかもしれない。

4周にわたるレースは、河津の逃げ切りで幕を閉じた。河津の走りは、決して速くはないものの、淡々とマシンが前に進む着実なライディング。高橋も「河津さんのミスを待ってましたが、逃げ切られましたね」と完敗。

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カモン・ジョイナス。


編集後記
サバ広だけは、一度みておいたほうがいい、という言葉を聞きつつかれこれ数年。ようやく見ることができました。

一斉スタートのスペクタル、愛情一杯のコースづくり。そして、チャレンジングな設定。サバイバルIN広島に感銘を受けました。JECの日高やSUGOの完走を目標にしている人も多いかもしれませんが、このレースはその域を卒業し、さらに難しいフィールドに挑みたい、そんな人にうってつけだと思います。

山田周生さんが「ラリーは、主催者との対話」というような趣旨のことを言っていましたが、ハードエンデューロも同じ。多くのレースは、人数や、渋滞回避や、規則などに縛られて、なかなか思うようにレースというクリエイションを楽しむことができません。しかし、ハードエンデューロには、ある種何をしてもいい、クリエイティビティがあります。主催の思惑や、優しさが、コースの至る所に現れます。

何年か通い詰め、ようやく完走をものにしたとき、きっとあなたは主催の杉野さんにお礼をしたくなるはずです。

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ジャンキー稲垣

ジャンキー稲垣

株式会社アニマルハウス代表・編集。Enduro.J主宰。国内外のエンデューロを中心に取材活動をおこなっています。17' KTM 250EXC、グランドワゴニアオーナー。2ストとV8で、ご飯3杯食べれます。メールはこちらへ